これからの社会

こないだこんな記事を見つけた。

Airbnbやzipcarをセーフティーネットに結びつけるのはちょっと飛躍だと思うが、ITだけでなくロボットや3Dプリンタで様々なコストが劇的に下がるならば、今以上に経済格差が開いても社会が成立するかもしれない。1%のスーパーリッチが最上のものを目ン玉飛び出るような価格で取引する世界と、その他99%がそこそこのものを二束三文(あるいは無償)で取引する世界の2極化だ。

記事中にこのようなニュースが紹介されている。

2極化シナリオが実現すると、本当に「国家」の概念が変わるかもしれない。1%と99%がそれぞれ国家を形成するということだ。
日本で言えば、東京都心等の大都市とそれ以外で別々の国になるとか。
更に、1%の国家はより大きな経済規模を求め、物理的な隔たりを超えてバーチャルな一つの国家となるかも知れない。
東京、上海、NYなどが仮想的に一つの国家を形成するみたいなことだ。
国家の概念が地理と切り離された時、それはもはや「バーチャル」ですらないのかもしれないが。


私の妄想では、未来は3つのシナリオが思い浮かぶ。
①世界政府の誕生
②超二極化社会
③カオス

①は、要するにピケティ的なソリューションが実現する世界。
②は、上で書いた1%と99%がそれぞれの社会を形成する世界。
③は、①も②も実現せず、超格差が戦争や暴力革命のような深刻な事態を引き起こす世界。

果たして私がジジイになる頃にはどんな世界になっているのだか…